未成年の更生(少年院)にも使われる高卒認定試験

未成年の更生(少年院)にも使われる高卒認定試験

少年院から高卒認定試験は受けられるのか

制度変更で矯正施設からの試験が容易に

 

犯罪を犯してしまった人が罪を償って社会復帰する場合、ある程度の学力があったほうが仕事が決まりやすいというのは言うまでもありません。

 

そのため、少年院や刑務所などの矯正施設でも高卒認定試験を積極的に活用して、社会復帰がスムーズに行くような取り組みを行っています。

 

以前は矯正施設に入っている人が高卒認定を受けようとした場合、刑務官などの付き添いのもと外部試験会場へ受験しに行く必要がありました。

しかし、平成19年度からは、文部科学省と法務省が連携をして、全国の矯正施設で受験を行えるように制度を変更しました。現在では180を超える矯正施設で受験が行われています。

 

刑務所や少年院に入っている人で高校を卒業している人というのはかなりの数を占めます。

 

こうした人達が再び社会の中で生きていくために、高卒認定は有効に使われているです。

 

 

高い合格率を誇る矯正施設からの受験

 

矯正施設で受験する人の出席率・合格率が極めて優秀という結果が出ています。

 

施設内で試験をするためある意味当然なのですが、出願をした人がきちんと試験を受ける割合、つまり出席率は99%とほぼ全員になっています。

 

そして合格率に関しても一般の数字よりもかなり高くなっています。
施設外の受験者の場合、合格者は例年およそ8割程度なのですが、矯正施設で受験した人は9割程度という合格率になっています。

 

施設内で継続的にしっかりと勉強していることがこの結果を生み出していると言えるでしょう。この結果からは、コツコツと勉強を続けることが以下に大切かということを教えてくれます。