科目履修生とは

科目履修生とは

科目履修生とは

 

苦手科目をクリアする有効手段

 

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、高卒認定試験に合格する有効な手段として、「科目履修」という選択肢があります。

 

そもそも高卒認定には、試験の一部を免除できるシステムが存在します。

 

たとえば、通信制高校に1年間だけ通って中退をした人が、在籍中に何らかの科目の単位を取得していた場合、その科目については試験が免除されるというものです。

 

これを利用したのが「科目履修」です。
簡単にいえば、一部の科目のみ通信制高校で履修して単位を取得することで、試験を受けなくてもよくなる制度と言えます。

 

通信制高校における単位取得方法は?

 

通信制高校で単位を取得するためには「レポート提出」「スクーリング」「単位認定試験テスト」の3つをクリアする必要があります。

 

レポートに関しては1単位あたり3枚の提出が必要。

 

例えば国語の場合、高卒認定試験が免除になるためには4単位取得しなければいけないので、計12枚の提出が義務付けられます。

 

また、スクーリングに関しては、最低1回、通信制高校の校舎に行く必要があります。

 

これらは決して困難なものではなく、普通に勉強していれば苦手科目であっても単位をほぼ確実に得ることができます。

科目履修のメリット

 

科目履修には主に2つの大きなメリットがあります。

 

メリット1 苦手科目でも確実に合格できる

 

これが最大のメリットと言えるでしょう。
高卒認定試験の難易度は決して高くありませんが、人には向き不向きがあり、どうしても試験にクリアできないということもあるでしょう。

 

一方で、科目履修ならば合格できないということはほぼあり得ません。

 

単位認定テストに関しても、仮に水準に達しない場合、合格点に至るまで何度も追試をしてくれるので、確実に単位を習得できるのです。

 

メリット2 「合格見込証明書」がもらえる

 

ほかにページでも解説している通り、高卒認定を得るためには最低8科目に合格しなければいけません。

 

たとえば、ある人が7科目まで合格していて、もう1科目を科目履修したとしましょう。
すると、この時点で文部科学省から「合格見込証明書」という書類を発行してもらえます。

 

これがあることで、高卒認定に合格したのと同じ扱いになり、大学や専門学校の試験に受 験できるようになるのです。

 

科目履修のデメリット

 

上で解説した通り、科目履修にはメリットがたくさんありますが、唯一のデメリットとして挙げられるのは費用がかさむことです。

 

学校や科目によって異なりますが、1科目履修するのに8〜10万円ほどかかることが一般的です。

 

あまり何科目も科目履修を行わず、本当に苦手な科目に絞るくらいに留めるのがよいでしょう。

 

 

 

 

【参考サイト】
文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/