高卒認定の科目免除制度

高卒認定の科目免除制度

高卒認定の科目免除制度

 

科目免除制度とは

 

高卒認定試験は最低8科目に合格しなければいけませんが、前項でも説明した通り、条件を満たせば試験を受けなくてもよい「科目免除制度」があります。

 

免除をする方法はいくつかあるのですが、主なものは以下の3つ。
上手に使えば普通に試験を受けるよりも大幅に短い時間で高卒認定を取得できるので、必ず把握するようにしてください。

 

ケース1 通信制高校などを中途退学した場合

 

高校を中退した場合、単位の一部をすでに取得している可能性が高くあります。
この場合、取得済みの単位に関しては試験が免除されます。

 

どの単位が取得済みかは在籍していた高校で照会可能。

 

事務などに高卒認定試験を受ける旨を説明すれば教えてもらえます。

 

実際に免除を申請するには「単位履修証明書」という書類を発行してもらう必要があることを覚えておきましょう。

 

ケース2 科目履修制度を活用した場合

 

前項で説明した通り、科目履修生になることで単位を取得したと見なされて試験が免除されます。

 

こちらも免除のためには科目履修を受けた通信制高校などで書類を発行して貰う必要があります。

 

ケース3 英検などの資格を取得済みの場合

 

英検や数検などの資格を取得することでも試験を免除できます。
文部科学省から認められている資格とレベルは以下の通りです。

 

 

  • ・英語

実用英語技能検定の1級、準1級、2級、準2級
英語検定試験の1級、2級
国際連合公用語英語検定試験の特A級、A級、B級、C級

 

  • ・数学

実用数学技能検定の1級、準1級、2級

 

  • ・日本史B

歴史能力検定の日本史1級、2級

 

  • ・世界史B

歴史能力検定の世界史1級・2級

 

これらの試験は高卒認定試験に合格するよりも難易度が高いものばかりです。

 

高卒認定合格のためにこれらの資格をとるのは効率的とは言えませんが、これらの資格は就職などほかの局面でも役に立つので、特定の科目が得意な人は高卒認定試験の代わりに資格合格を目指すというのもよいでしょう。

 

 

全科目を免除することはできない

 

上記のように、試験を免除できる制度にはさまざまなものがあります。
特に高校にある程度の期間在籍していた場合、かなりの科目が免除になる可能性が高くなります。

 

場合によっては、高校卒業はしていないけれど、高卒認定試験合格に必要な単位はすべて取得済という可能性があります。

 

ただし、仮に全科目免除できるとしても、高卒認定は必ず1科目以上の試験を受けなければいけません。

 

これは反対に言えば、1科目だけ試験を受ければ合格できるとも言えるでしょう。

 

たとえば8科目のうちすでに6科目を高校で履修済みの場合、1科目を科目履修で履修、残り1科目のみ試験を受けるという形でも、最終合格が可能なのです。

 

 

【参考サイト】
文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定) 免除要件